都議会議事堂にて、警視庁の方々と、国際テロ対策東京パートナーシップに関する意見交換をさせていただきました。
平成13年に起きた、9.11同時多発テロ事件以降、世界各国ではテロ根絶に向けた対策が強化されていますが、イスラム過激派によるテロの脅威は依然として高い状況にあります。
日本は、アル・カイーダをはじめとするイスラム過激派から、アメリカの同盟国との指摘をされており、過去には、新潟県にて、アル・カイーダ関係者が不法に入出国を繰り返したことも発覚しています。
そこで、近年の国際テロ情勢を捉え、民間事業者等と警視庁・東京都の行政機関が連携し、テロの未然防止、発生時の協力体制の整備を目的に、『テロ対策東京パートナーシップ推進会議』を発足。
また、都内全警察署において、地域版パートナーシップも発足し、合同訓練、広報啓発パレード、キャンペーン活動、研修会等を行っております。
2016年にはG8サミット、2020年には、オリンピック・パラリンピック東京大会が開催されます。
オリンピック・パラリンピックは、世界中から多数の要人、選手団、観客が集まる中、この大会がテロ攻撃の対象になる可能性は否定できませんし、宮城県においても、利府町にある宮城スタジアムが、サッカー予選会場の候補地となっておりますので、警戒警備の徹底に務めなければなりません。
お忙しい中ご対応いただいた、警視庁警備部管理官危機管理室長で警視の本田様、警視庁総務部企画課庁務第二係・警部の天野様、警備部警備第一課 危機管理第二係・警部補の赤塚様には、心より感謝を申し上げます。
ありがとうございました。