昨日、みんなの党の渡辺喜美代表と政策秘書の藤岡氏に、気仙沼にお越しいただきました。
後援会長代行の佐藤門哉氏はじめ後援会の役員とともに、まず一ノ関市千厩町にある仮設住宅を訪問。
この仮設住宅は、228戸のうち52戸しか入居しておりません。
入居者の方にお話を聞かせていただいたところ、あらゆる面で非常に不便だが、地域のコミュニティの方々と一緒に入居できたので、安心はしているとのこと。
しかし、現在の入居状況を見れば、元々の仮設住宅建設プランに問題があったことは言うまでもありません。
その後、気仙沼市魚市場や鹿折にあるモニュメント(第十八共徳丸)を視察。
魚市場関係者からは、これまで気仙沼を牛耳ってきた、水産会社や建設会社が自分達の既得権益を守るために、気仙沼市の復旧・復興が遅れているという現状を聞かされ、代表も驚きを隠せませんでした。
また、モニュメント視察では、周辺にいた方々から「渡辺代表、気仙沼を助けてください」と懇願されました。
そして、未だ26名が避難している気仙沼市総合体育館へ向かい、館長や避難所の班長方々に、お話を聞かせていただきました。
半年が経ち、避難者は精神的にまいっていて、早く避難所を出て普通の生活に戻りたい、ただそれだけですと。
視察が終わり、渡辺代表から「気仙沼がこんなに復興が遅れているとは思わなかった。復興の遅れを取り戻すために、気仙沼市の体制を変えなければならない。その役目を担って欲しい」と言われました。
一刻も早く働ける場所をつくるために、水産業復興特区の促進をするとともに、震災シンポジウムを軸としたコンベンション誘致を図り、宿泊施設・サービス業を充実させ、水産業に偏らないバランスのとれた産業振興を進めます。
また安心して住む場所をつくるために、防災集団移転促進事業と災害公営住宅建設を推進し、復旧ではなく復興をするためには、再生可能エネルギー導入によるエコタウンを実現させたいと思っています。
復旧・復興に全力を尽くします。